ほんわか茶道部



歩々是道場

松江にいるときに入門した裏千家茶道。
同じ流派でも、東京の人のお茶に対する感覚が
色んな意味で何となく違うような気がして、なかなか入り込みづらいものがあり
しばらく教室に入る事が出来なかったが、いい先生とのご縁があり
また稽古を始める事になった。

私がお茶を習い始めたのは、19歳の時だった。
両親に連れられて、島根 出雲市にある“出雲文化伝承館”にある
千利休が建てた茶室を復元したもので、
松江城の藩主、大名茶人で有名な松平不昧公が愛用したといわれる
“独楽庵”に行ったのがきっかけだ。

独楽庵につながった大広間の和室で、日本庭園を眺めながら
お菓子とお抹茶をいただいた。
忘れもしない、松江・風流堂の“青梅”
季節感のある、初夏の和菓子だった。

和室は静かで、涼しくて、清潔で、簡素。
庭は、様々な種類の植木、山野草、花、苔などが植えられていて
光にあたって、キラキラしていた。

ただ単純に私は癒された。それだけの理由でお茶を始めようと思った。

その時、知らなかったのだ。
狭い茶室の空間をいかに広く見せるか、いかに明るくするかに
工夫を凝らすんだって事。
客の目線の高さに合わせて、庭をより美しく見えるように植木を剪定したり
涼しくなるように打ち水するんだって事・・・などなど
すべての癒される要素は、どうしたら客が心から喜んでもらえるかを考えて
亭主が『仕組んだ』事だったってこと。

そのとき私は、茶道のことなんて全く無知で、
ただ決まり事が多くて、厳しくて、花嫁修業みたいで
お金持ちのする事で、堅苦しいだけ・・と安易に思っていた。

決まりごとと言われている事は、全て理にかなったことだった。
200年くらいの歴史の中で、あーでもないこーでもないって試行錯誤で
創り上げられた、そしてこれからも時代の流れにそって創り上げられるものなのだと
知った。
道具も買えばいいというものでもない。限られた道具や材料で
工夫をして、趣向を凝らしたおもてなしをする。
亭主は客を思い、客も亭主の計らいを思う。
色んな意味で生きてく上で必要?と思われること、
生活を豊かにしてくれる要素・・などが凝縮された道だと私は思った。

これはお茶を習い始めてから、わずかながら知り得たことで
まだまだ底なしに知らない事だらけ。
習えば習うほど、茶道の果てしない奥深さに気付かされるのだ。

知ったかぶりの偉そうな事は書きたくない。
ここに綴ろうとする日記も、日々の間違いだらけのお稽古の軌跡として。
公開にすることで、少しでもお茶を通じて季節の移ろいの楽しみ
や日本の文化などを、色んな人と共有出来たらと思う。

数え切れない程の日頃のドジも、少しでもなくなるよう願いを込めて
これから精進していきたいと思う。
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by honwaka-tea | 2006-01-25 22:32 | その他
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野の花を       一緒に眺めましょう  お茶を一服お入れします
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