明日の初稽古に備えて、持ち物の点検。
懐紙・ふくさ、扇子…。着物を着てのお稽古ではないので、稽古用のチョッキ。このチョッキ、ちゃんと着物みたいな襟になっていて、そこに懐紙などを入れられるようになっているのだ。
かならず持っていかなくてはいけない物の一つに、“白い靴下”がある。
なぜ白い靴下かと言うと、お茶会に招かれた時には、茶室に席入りする前に必ず清潔な白い足袋に履き替えると決まっている。
それは、茶室を丁寧にしつらえて客を迎える亭主への気持ちに応じる心がけなのだ。
本当は足袋の方が歩き方の練習になって良いと思われるが、洋服に足袋…。あきらかにコントの衣裳になるので、やめておこう。
そんなこんなと色々思い出しながら明日の稽古に思いを馳せる。